訪問看護|「患者へのケアの質の担保」と「スタッフの安全確保」の両立を目指して
   

ご挨拶

在宅ケアの場での暴力・ハラスメント防止のために

昨今、在宅ケアの場で訪問看護師が患者およびその家族から受ける暴力やハラスメントの被害が深刻化しています。この問題は、訪問看護師の心理的な安全を脅かし、メンタルヘルスの不調や休職、離職の誘因となっています。
訪問看護師は患者の居宅に単独で訪問し業務にあたり、女性職員が9割以上を占めます。24時間訪問巡回サービスを展開している事業所もあり、女性が1人で夜間に訪問する状況は、暴力やハラスメントが発生するリスクが高まります。さらに、訪問看護ステーションは小規模事業所が多く、1事業所において十分な対策をとることが難しい現状です。このような現状を踏まえて、国内外の論文をレビューし、管理者へのヒアリング調査や訪問看護師の暴力・ハラスメントの実態調査を行い状況を把握しました。また、訪問看護師の対応力を向上させるために研修を行いました。
患者が質の高いケアを受け続けることができるために、訪問看護師が暴力・ハラスメントの被害を受けることなく安心して安全な環境でケアできるために、何らかヒントを得ていただければ嬉しく思います。
なお、訪問看護師だけでなく、在宅ケアに従事する様々な職種の方にも役に立つ情報を掲載しておりますのでご活用ください。

研究代表者:三木明子(関西医科大学看護部・看護研究科)
研究分担者:河野あゆみ(大阪市立大学看護学研究科)

最新情報

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